2022年の振替と、今後
目次
1.はじめに
2.増えた脂肪と減量戦略
3.現在の業務内容
4.できるようになったこと、できないこと
+できなくなってしまったこと
+2023年強化したいポイント
5.働いて気付いた強みと弱み
6.将来へのライフプランと戦略
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1.はじめに
12月28日、クリスマスも終わり、年内の仕事も片付いた。すっかり年末気分だが、今年1年を清算しなければならないという強迫観念に襲われている。
思えば、学生時代と比べれば何もかもが違う1年だった。理想と現実にナイフを突きつけられ、「このままでもお前の生活はある程度補償されているが、お前は何がしたいんだ?何ができる?」と自分に対して思いながらも、今は仕事に慣れることが大事だから、考えなくても良いと蓋をしていた部分もある。
内定者時代に大きな事を言っていた友人達も、すっかり丸くなってしまって(そう見えているだけなのかもしれないが)社会の洗礼を受けているように感じる。新卒1年目がやるような雑務では、未来に対して夢を持ち続けるマインドで有り続けることが難しいのであろう。自分はそうはならない自信があった僕だが、目の前のことに精一杯で、将来のことなんて考えていられない部分も多い。
結局、就職活動で上手いこと表面上だけ取り繕うことができて、安定を望む人が日本社会に適合しているのか、と思ったりしながら、それはきっと新卒1年目が故の戯言で僕は何も分かっていない、と妙に自分を納得させる。
頭では納得させることができるが、心持ちが追いついていかない感覚が消えない。
さて、こんな不安な感情も、きっと将来像と現在地点がボヤけていて、今の自分ですら分かっていないからだと思う。1年の終わりに際して、現在と未来について考えを纏める。
2.増えた脂肪と減量戦略
昨年の今頃、僕の体重は58キロ程度だった。
昨日体重計に乗ると、体重は68キロ。運動不足を原因だと仮定し、通勤のバスを徒歩に切り替える等の策を講じて、50キロ代を目指す。
3.現在の業務内容
何を仕事にしているかと言われれば「海外現地法人と海外工場、本社を繋ぐ補助業務」と言える。勿論、業務は多岐に渡る為、自分のためにも業務を箇条書きにする。
①出荷
A 全般的な商品に対する業務
・最終発注をかける際の確認と発注依頼
・商品要望数が毎月更新されるので、確認→大幅な増減あったら要因確認
Bイレギュラー
・システムに反映できていない貨物やサンプルを手作業でシステムに反映する作業
・現地法人から依頼された緊急出荷商品が出荷可能か海外工場に確認→場合によっては航空貨物での出荷手配をする作業
②売上管理
・現地法人から届いた売上サマリーを、日本側へ伝える作業
・システム上に連携されていない工場の売上見込みを、手動でシステムに入れ込む作業
③販促物作成依頼
・販促に使うステッカーのデザインを現地法人から集め、業者に依頼、発送
④費用清算
・サンプル代、コピー代、販促物代金費用清算
⑤その他
・現地法人向け業務カレンダー作成
・欧州各地の天気を現地法人に共有
・供給難部品の商品別対応表作成
・欧州地域向け商品を海外から日本へ逆輸入
・資料英訳
こう書き出してみると、思ったより沢山の仕事をしていた。国内外の経理、調達、ロジスティクス、R&D(研究開発)、商品企画等と仕事をするため、製造業の広い範囲を見ることができた1年だったと思う。広く仕事を見てきた中でも、PSIと呼ばれる指標を活用しながら、常に本社側、現地法人、販売代理店での最適生産数量、在庫を確保するシステムは画期的だった。他社でも活用されているシステムのようだが、製造業の大元にいるからこそ、商流の川上から川下までを管理するプロセスに携わることができたのは大きな収穫だったと思う。
4.できるようになったこと、できないこと
+できなくなってしまったこと
+強化したいポイント
正直できないことばかりだが、敢えて「①できるようになったこと」にも言及する。
①できるようになったこと
・円滑な英文メールでのやり取り
・優先順位を立てて業務を潰していくこと
・Excel関数の使用
・商流とシステムの理解
・膨大なデータが間違っていないかのダブルチェック
②できないこと
・常に100%分かりやすい英文メールの作成
・業務の本質的存在理由を把握しながら仕事を行うこと(作業的にならない)
・適切な時間配分
・無理矢理にでも先輩の時間を確保し、質問すること
・質問が思いついたタイミングでのメモ
・上司、先輩方と丁度良い距離感を取る
③できなくなってしまったこと
・フランクな雑談(元々得意でもないが)
・野心を持つこと
・自己研鑽
・即興での論理的な説明
④2023年強化したいポイント
・業務の本質的な存在理由を把握しながら業務に取り組む
・全ての仕事に自分なりの付加価値を加える
・先輩方に気を使いすぎない
・仕事に野心を向かわせる
・英語リスニング
英語で、専門的な内容話してると、何が何だかさっぱりわからない。英語力だけでなく、業務理解が不十分なことも大きな原因。
5.働いて気付いた強みと弱み
①弱み
・仕事が雑
・業務に時間をかけ過ぎ
・自信が無さそうに見え、頼りない
・隣の芝を青く見過ぎ
②強み
・勢いだけはあるので、仕事を奪取できる
・残業も苦にならない
・真面目
・不測の事態でも冷静
・意味不明に怒っている人に申し訳無さそうに謝って、いい気分にさせるのが得意
総じて、ブラック企業に向いている
6.将来へのライフプランと戦略
①担当地域
現在は欧州地域を担当しているが、今後はより小さな途上国市場を担当することを目指す。理由としては3つ。
1つ目に、感覚的な問題として、途上国が好きだと言うこと。
2つ目に、大きな市場の中で狭い範囲の仕事を担当するよりは、小さな市場で広い範囲に携わりたい。
3つ目に、well organizedな発達市場より、不測の事態が勃発する途上国のほうが、強みを活かすことができ、面白い。
②海外トレーニー
2年目以降応募可能な海外トレーニー枠を目指す。希望地域が選択可能なため、途上国に絞って応募する。
一度諦めてしまった英検1級だが、リスニングとスピーキングに勉強比重を完全に振り、2023年第一回検定に合格することで、海外トレーニーへの意欲を示す。
尚、僕は圧倒的に怠惰であり、自分の力だけでは何もしないことがわかっているため、最終手段として高額な英語コーチングサービス(英語ジムらいおんとひよこ)を利用する。※業務に影響は及ばさないように気をつける。
大学3年次に同サービスを利用し、TOEICの点数を大幅に引き上げた。
尚、前回はあと1問差で英検1級一次試験に不合格だった。
③海外MBA
海外トレーニー経験後、海外MBAへの進学を視野に入れる。理由として、2つ。
1つ目に、海外留学できなかったことの未練がある。
2つ目に、アジア圏のMBAに進学することで、途上国ビジネスのプロフェッショナルとしての地位を確立したい。
総じて、やり切れない思いが強い1年だった。
トレーニーやMBAのような目標も勿論大事だが、それ以上に、日々の業務に対する向き合い方をより戦略的に、意識高くやっていく必要性を感じる。ビジネススキルは英語力のように、それなりに正しい方法で時間さえかければ磨かれるものではなく、一つ一つの仕事への向き合い方で磨かれるものだとこの1年で痛感した。常に頭を使って、本質的なバリュー、自分なりの付加価値を追い求めた仕事をする2023年でありたい。結果は自分の努力量で評価せず、他人からどう見えるかだけを指標とする。